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医師たちと開発した「メディカルチェア探求」の軌跡 医師たちと開発した「メディカルチェア探求」の軌跡

53年目を迎える専業メーカーとして、ファミリーイナダ株式会社が、医師や研究者、大学などと研究開発を重ねてきた実績と記録をお伝えします。

ストレスに対する効果とその可視化について

ストレスに対する効果とその可視化について

2003年頃、すでに「うつ」や「メンタルヘルス」が社会問題化していた中で、私たちは、「ストレス解消」に貢献できるコースの開発に着手しました。
マッサージコースそのものの開発以上に、私たちが試行錯誤を繰り返したのは、「ストレスに対する効果」の可視化でした。

西條 一止 氏

西條 一止

自然鍼灸学・自律神経臨床研究所所長
東洋医療臨床技術大学校アカデミー学長
宝塚医療大学 客員教授
国立筑波技術短期大学(元)学長名誉教授

鳥取大学工学部との脳波に関する研究を経て、国立筑波技術短期大学(元)学長の西條一止氏の「脈拍は自律神経の仕組みとつながっており、ストレスの状態を知る指標になる」という理論に基づいて試験などを実施。

さらに、西條氏との研究結果として、
「呼吸法」「末梢神経からのマッサージ技法」「背中の多裂筋をもみほぐす技法」
などを取り入れています。

ストレス解消をテーマにしたコースでの測定結果(西條一止氏監修2014年実施)※当社従来製品比較

ストレス解消をテーマにしたコースでの測定結果(西條一止氏監修2014年実施)※当社従来製品比較

試験では、新たに開発した「ストレス解消コース」と通常のマッサージコース(「全身コース」)のそれぞれを測定、比較した結果、副交感機能へのはたらきかけでは、両コースに同様の効果が見られましたが、交感機能へのはたらきかけでは、「全身コース」に比べ、「ストレス解消コース」で優位な効果が見られました。

監修者 西條一止氏の調査に対するコメント

“ストレス対策”を目的に、開発したプログラムでは、副交感機能にはたらきかけるリラックス効果はもちろんだが、交感機能へのはたらきかけで、スッキリと気分を変えて、気力ややる気を引き出すことが期待できる。
(2014年11月13日メディカルチェアの開発に関する研究発表会より)

肩こりの実態とその緩和のためのマッサージについて

肩こりの実態とその緩和のためのマッサージについて

マッサージプログラムでは、当たり前とされてきた「肩こり」対策。オフィス向けマッサージプログラムの開発に取り組み中で、仕事の姿勢(「立ち仕事」「座り仕事」など)と肩こりの関係に注目し、「肩こり」の実態を明らかにしつつ、その効果についても検証。

金岡 恒治 氏

金岡 恒治

早稲田大学スポーツ科学学術院教授
整形外科医師(専門医、脊椎外科指導医)
日本体育協会公認スポーツドクター
日本水泳連盟理事・医事委員長

早稲田大学スポーツ科学学術院教授 金岡恒治先生の監修での研究開発
コース、プログラムの開発の前提として1000名を対象にした「肩こりの実態調査」を実施。

男女1000人 肩こり実態調査

男女1000人 肩こり実態調査

調査対象1000名全体では、まず男性の47.6%、女性の70.2%が肩こりの自覚症状があり、特に多くの女性が肩こりに悩んでいるという実態が明らかになりました。その中でも、私たちが注目したのは、PCやスマホなどのヴィジュアル・ディスプレイに長時間向き合っている人と肩こりの関係です。

1日にPCを3時間以上かつスマホ3時間以上使っている女性は全員が肩こり持ち

1日のスマホの利用時間が3時間以上かつPCの利用時間が3時間以上の人の肩こり自覚症状の有無

男女計(N=80)肩こりの自覚症状あり 73.8% 肩こりの自覚症状なし26.2% / 男性(N=47)肩こりの自覚症状あり 55.3%/肩こりの自覚症状なし44.7% / 女性(N=33)肩こりの自覚症状あり 100%
男女計(N=80)肩こりの自覚症状あり 73.8% 肩こりの自覚症状なし26.2% / 男性(N=47)肩こりの自覚症状あり 55.3%/肩こりの自覚症状なし44.7% / 女性(N=33)肩こりの自覚症状あり 100%
監修者 金岡恒治氏の調査に対するコメント

“肩こり”の原因は様々ですが、その多くは肩甲骨の周りの筋肉の疲労が原因と考えます。
手を使ってなにかをするときは、普段はあまり意識しないのですが、腕を作業しやすい位置に保つために肩甲骨が適切な位置に保たれます。そのため肩甲骨周囲の筋肉は寝ているときには休んでいても起き上がると共に活動を始めます。つまり座ってPCを操作しているときや、スマホを扱っているときには、肩甲骨周囲筋はいつも働き続けていることになります。そのため作業時間が長くなると、筋肉の疲労が蓄積されて肩が凝ってしまいます。その対策としては、数時間作業をしたら筋肉を動かしたり、ほぐしたりして筋内の血流を改善することと、普段から肩甲骨周囲筋群をよく使うような運動を行うことです。
PCやスマホによる「肩こり」の緩和のポイントとして、肩甲骨周辺の筋肉を十分に、解きほぐしてやることが重要であることがわかります。
(2015年7月30日 男?1,000人にインターネットを使って「肩こりの実態調査」より)